プーチン精神障害?…犠牲者極小策が最重要?…
「茶番劇」が、「劇」にもならない「シナリオの無い無茶苦茶な戦争」に発展してしまった。「なるようにしかならない」。主因はプーチン本人にある。プーチン、旧ソ連崩壊から30年余、積もりに積もった「しこり」=「敗北感」や「劣等感」から解放されたいという根強い願望=「焦燥」があると言われている。「誇大妄想」「幻想」「宗教(邪教?)」、時に「躁」状態に陥る、要は「精神分裂・精神錯乱」状態にあると言われている。そう思わないと「あり得ない愚行」である。
バイデンとの挑発合戦、バイデンの「やり過ぎ」とまで言われた制裁発言にプーチンは大分苛立ったのだろう、「侵攻」に踏み切った。狂人沙汰である。米欧が激しい制裁に出るのは間違いない。世界がロシアを非難する事も目に見えている。「不利な事が分かっていて決断した背景は何か?」 まさか「誤算」ではあるまい。「狂っている」としか思えない。プーチン側近も何も言えなかった様だ。「裸の王様」?
米欧、ウクライナに対する直接軍事協力の可能性を否定した。「NATOのメンバーではないから」と言うのが理由だが、介入すれば全面戦争になり、戦火はウクライナ外にも広がり、犠牲者は大幅に増える可能性がある、と判断したのだろう。プーチンは、よりによって核の抑止力」を言い始めた。特別警戒態勢?を命じた。核を使用する可能性の示唆だろうが、15基ある原発を攻撃するのも「核攻撃」と同じ結果になる。
狂人プーチンとバイデン爺、トランプ党は「バイデンは非常事態に対する適応能力に欠ける」と激しく非難している。だが、見方を変えれば、狂人プーチンに対し、悪魔トランプが対峙したらどうなっていたか? 「第3次世界大戦」「核戦争」を仄めかすプーチンに対しトランプはどのように反駁するか? 大喧嘩なる可能性はバイデンより遥かに大きいだろう。
バイデンの場合は「皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る」だろうが、トランプの場合は「骨の切り合い」になりかねない。人類の危機と言うより「地球の危機」である。将来、「バイデンが地球を救った」となるかも知れない。
28日日本時間18時から、ロシア・ウクライナ直接交渉、そして日本時間24時、国連で全加盟国が参加する「緊急特別会合」が開催される。ロシアがどう出るか…。ロシアは「侵略者」として非難されるだろう。
ウクライナから国外に38万人以上避難している。しかし38万人はウクライナ国民の僅か1%弱、ウクライナ軍・義勇兵が戦えば戦うほど犠牲者が増える。米欧は小火器、弾薬に加え対戦車ミサイル(ジャベリン)を緊急支援するらしい。ジャベリン…ロシアの戦車の装甲を貫通する強力なミサイルを自動誘導する精密兵器。携帯式で機動性が高い。これがロシアの侵攻を妨げている様だが、戦闘が長引けば長引くほど犠牲者が増える。交渉による解決? 双方、妥協しそうにない。今日の「国連決議」が停戦に役立つかどうか? 「内政干渉の域を超えた侵略」、国際法違反もへったくれもない。正に「一人よがりの暴挙」だろう。
今日(28日)東京市場、極めて反応が鈍かった。日経平均50円高、「小動き」と言うより「模様眺め」、ウクライナ問題は株式市場には余り影響がないと言う事だろうか? 欧州では原油と天然ガス価格が、急騰している。
北京パラリンピック、どうなるのだろうか? ロシアとクライナは参加見送り?